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逃亡者日記R

あらゆることから逃げ続けて二次元に逃避する倒錯者escaperの雑記書きなぐりブログ

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2016.12.18 Sun エロゲーレビュー:ナツウソ-Ahead of the reminiscence-

年内にアキウソまで終わらせることができるのか。
今年エロゲ全然できてねえな結局。フルプラやったの一本だよ…。

0.公式等
http://www.campus.gr.jp/product/natsuuso/
前回のハルウソレビュー:http://escaper0702.blog97.fc2.com/blog-entry-121.html

1.キャラ
和泉葵(CV:夏野こおり)
この作品での攻略キャラ。ドM夏野こおり後輩キャラなので雑に強いキャラ。

姫野桜月(CV:木屋場里絵)
ハルウソでのヒロイン。個人的に強すぎたのでどうしてもプレイ中に桜月みちゃう不具合が。
振られても強いヒロインはかわいいと思います。

エリス・F・カートレット(CV:有栖川みや美)
魔法関係の相棒。ハルウソ同様深くは触れられず。

帝堂雪華(CV:榊原ゆい)
生徒会長様。ハルウソとは違って一歩踏み込んだ描写が見られた。
割とフユウソには期待しています。

2.システム
自分のハルウソのレビューみたら「テキストウインドウが消えない」って書いてあったけど、とりあえず消えた。
大きな変更点はなし。

3.音楽・演出
登場人物がウソを言っている場合、テキストのフォントが変わる演出は今作でも当然登場。
ハルウソでは鮮やかな演出が見られたけど、今回は主だって効果的な演出はなかった。
強いて言えば素直になれない葵が丸わかりでかわいいかな、ってところ。

4.シナリオ
ハルウソでは触れられなかった、葵との過去に言及。
「ウソシリーズ」はバックグラウンドは共通しているが、シナリオ自体は独立している(らしい)ので、ハルウソやっていると桜月が特に説明もなく猫の手部にいるとちょっと「?」という感じがある。

5.エロシーン
力が入っているのは変わらず。
夏野こおりさんでエロシーン豊富というのは非常に実用的。
夏野こおりさんと言えば、のフェラも通常、前期課程、69に風呂場と4回搭載。アナルセックスもあってドM先輩のオナホにしてください発言とシチュも豊富なため実用度もばっちり。1人で通常価格帯のエロゲのシーン数レベルでシーン数があるので、コストパフォーマンスは高いと思う。

6.作品コンセプト
この作品は「ウソシリーズ」の2作品目である。
抱き枕にロープラくっつけて売るのはfengもセイイキシリーズでやっているし、今度はWhirlpoolも参入。
エロゲメーカーも以前のようにフルプラ売って、という体力がなくなってきたのか、と思わずにはいられない。

このウソシリーズはそれぞれにそこそこ気合いれているのがわかるので、音楽や背景使いまわせるといってもそれぞれに多少開発費入れているんだろうなとは思うが、後続の作品群がどうなるのかは注視していきたい。

あと販売ペースが空きすぎると間延びするのも欠点である。ぶっちゃけ前回の話が頭から抜け落ちる可能性もある。
実際ナツウソは発売日に買ったものの、触る暇が思うように取れずアキウソまで出てしまった。

7.総合評価
ハルウソと同様、低価格帯エロゲとしてみるなら完成度が価格以上の完成度はある。あとはヒロインとして好みかどうかの勝負になってくる。そういう意味では、ハルウソの方が好みではあるが、それは主観的評価に過ぎない。

客観視するならハルウソ同様、勧められる作品である。
シナリオのバランスとエロシーンが価格以上のパフォーマンスを出しているので、エロゲのエッセンスを低価格帯に上手に抽出できているのがお見事。

アキウソも年内に…なんとか…やりたいです…。

2016.10.24 Mon エロゲーレビュー:はにかみCLOVER

研修やらなんやらも落ち着いて、赴任先でのんびりしているのでエロゲやるのがそこそこに捗っています。
まー、本社とかいったらエロゲしてる暇なんて取れるの?って感じなのでいい機会だと思うことにしますわ…。

実際都内近郊だとイベントやら遊びに行くやらでコンテンツ消化って捗らなかったりするから、前職だと有給取って予定を完全にシャットアウトして3日4日で強引に終わらせてたりしたけど、それでもどうしてもの予定入ったりしたので。
特にゲームってアニメと違って能動的コンテンツだから(エロゲはまだそれでも受動的要素高いけど)、やるとなるとそれなりにパワーもいるし…。

0.公式等
http://www.studio-ryokucha.com/haniclo/

1.キャラについて
プレイ順は莉緒→真希奈→すみれ→えみる

(1)佐伯莉緒
センターヒロイン。CV:安玖深o…上山すず
おっぱい人外ハーフ。他の√で失恋描写が多い。特に同系統のヒロインであるえみる√はキツめ。
緑茶は結構この辺しっかり描写する気がする。

(2)柊すみれ
おっぱい巫女義妹。CV:秋野花
秋野花妹。声優さんもしっかり演じているからか、結構キャラ付けできてる感じ。
嫉妬描写は割と各ルートムラあり。

(3)周防えみる
おっぱい人外。CV:遥そら
一番好きなんだけど割とコメントはない。エロい。
すみれ√だけ、好意の描写が読み取れる。

(4)碓氷真希奈
ちっぱい先輩。CV:くすはらゆい
立ち位置がいまいちわからん先輩。
他3名と違って、明確な好意が他の√では見られない。

2.システム
いつもの緑茶な感じ。会話ウインドウが各立ち絵の近くに出るタイプ。
個人的にはCtrlスキップできるようにしてほしい感ある。

3.音楽・演出
演出面はシステムに書いた通り。

4.シナリオ
どの√でも共通してるのは、主人公の最終的な進路がゲーム終わりに来ること。
シナリオ期間としてはどの√もほぼ同じ。

(1)莉緒
実はこの√終わった後しばらく放置してたから忘れた
まあ順当といえば順当な√。この娘だけ共通でエッチしてるし。

莉緒自身のトラウマの解消あたりがシナリオの中核。

(2)すみれ
妹√にありがちなテーマに加え、主人公自身が養子であることを混ぜたシナリオ構成。
ただこの辺は放り投げてセックスしまくってるので、その辺に深いエピソードを求める人はまあやってはだめ。
義妹巫女巨乳と属性バーゲンみたいになってるので、なんかもうセックスしたいや、って人はあり。

(3)えみる
一番テーマがない。もうセックス、ひたすらセックス。
多分この辺がテーマなんだろうなっていうのは人外との恋愛。テーマ自体は好みで、途中の莉緒との言い合いやエンディング付近の主人公の進路決めあたりのエピソードは「あー、えみるこれめっちょかわいい」ってなるけど、それ以上にアホみたいに乳繰り合いとセックスしてるからなんかもうどうでもよくなる。セックスセックス。

(4)真希奈
オカ研畳んで真希奈さんの進路考えて終わり。魔女とはなんだったのか…。

5.エロシーン
人外さんチームが10、人間が8。
人外さんチームでも莉緒は共通で4(?)シーン使ってるので、えみる√だけやたらエロシーンが多い。

莉緒はオナニー多め、えみるは母乳やらアナルやらやりたい放題。
他はまあ普通、っていうか人外でシコってばっかだったからよく覚えてない。

6.総合評価
声優と絵は強くて、エロシーンも多いのでまあ手っ取り早くいちゃシコしたいならあり。
逆にシナリオはオナニーの邪魔にならないレベルでしかないので、それを期待するとダメ。

緑茶は恋空が強く、祝桜も恋空より短めながらしっかりまとめあげた良作だったので、そういった意味では結構毛色は違う作品という評価。
求めるものが合致しているならありだと思います。


いじょ

2016.10.12 Wed エロゲーレビュー:千恋*万花

ほぼ半期に1回しか更新してないblog
いや意外にエロゲやってる暇取れないのよね…。あと昔より攻略ペースおっそい…。

0.公式等
http://www.yuzu-soft.com/products/senren/

1.キャラについて
(1)朝武芳乃
センターヒロイン。CV遥そら。
ゆずの銀髪に外れなし、とは思うけど、エリナ、寧々ほどのインパクトはない。サノバの寧々がセンターながらかなり濃い目のキャラ付け、シナリオの扱いを受けていたことを考えると、比較的マイルド。
他のシナリオでも舞の奉納等で実務的な動きもちらほら。

(2)常陸茉子
芳乃お付の忍者。CV前k…小鳥居夕花。
オナガー枠兼個人的エロ枠。シナリオ入ると結構スイッチ入るというか、表向きには出てないキャラ付けになるので結構イメージは変わると思う。
個人的にプレイ前とプレイ後でもっとも評価を上げてきたキャラ。SD絵で甘えてくるところシーンで完全にやられた。忍者きたないさすが忍者きたない。
おっさん的な話するなら、声優名に「鳥居」「花」って入ると強い声優になる気がする。

(3)ムラサメ
幼刀。CV妹ヶs…佐藤みかん。
ロリババア枠。とはいえアフターでかなり知能の逆行が見られる気がする…。
シナリオでのご意見番等をこなすため、便利屋としても活躍。

(4)レナ・リヒテナウアー
おっぱい枠。CV五十s…沢澤砂羽。
何気シナリオ最重要キャラ。最終攻略が推奨されるけど、前知識0だと最後にやる気はあまり起きないので結構な罠。
北欧出身だが、リヒテナウアーで検索するとドイツの剣術家のwikiが一番頭にヒットする。

(5)鞍馬小春
サブ1。CV真宮ゆず。
特筆点がない…

(6)馬庭芦花
サブ2。CV西山冴希。ちなみにあえて上に倣って書くなら子供A。わかんねえよ!
素の状態でそこそこ強キャラなので、√あるのはちょっとうれしいなー、ってキャラ。
ただサブだからあんま印象に残らず、プレイ後だとさすがにメイン陣に印象はかっさらわれる。

2.システム
前回から機能強化された点は、グラフィック面のFullHDと、システム面でフローチャートが追加されたこと。
ボイスふぁぼ、オートモード設定など、話をストレスなく進める上で、必要十分な機能があるのでゆずは好きです。

レビュー書く上でここに項目書けないメーカー多いんだよな…。

3.音楽・演出
ついにEDの曲も各キャラで違うようになった。

4.シナリオ
サノバはグランドEDスタイルを取っているのに対し、こっちは各シナリオ対等タイプ。朝武家への呪い、というシナリオを軸に、各シナリオに伏線回収が任されている。
各シナリオのボリュームは結構抑えめなイメージ。サノバはグランド担当の寧々以外の3キャラのシナリオの長さに多少ばらつきがあったので、その点の差異はあまり感じない。

(1)各論
・共通
シナリオの中身については依代収集まで。シナリオの根幹から離れるサブシナリオが分岐する関係上、この時点で一応の解決は見られる。

・芳乃
呪いについて。呪いが「依代が砕かれたことによるコマの怒り」「お家争いの長男が放った呪詛」に分かれることに言及。
後者の最後っ屁について、芳乃とのキスがトリガーになるので、各シナリオの整合は取れる感じ。この部分はほぼ単独完結になるので、芳乃√は他シナリオへの絡みが結構薄い。
他、母親とのすれ違い等のサブテーマ。

センターヒロインの割には、このシナリオ単独だと主要な伏線は大して回収されない。センターヒロインからその辺りの色を抜きすぎてる感があると思う(この辺りは、寧々偏重のサノバでユーザー意見があった結果の構成と私は睨んでいる)。

・茉子
常陸家が朝武家からの分家(お家争いを起こした長男系列)であることを起点に、コマが知りたかった感情を茉子とクロスオーバーさせることでシナリオを展開する。
クライマックスのトリガーが偶発的なものなので、若干唐突感はある。

シナリオとして暗くしないためか、茉子の「私は機械」「お役目を果たすことだけを考えて~」という感情に対して、「でも朝武の皆様はやさしく、苦ではなかった」とつながるので、こういっては何だが結構頑張ってマイルドにしたなとは思う。
一歩間違えれば芳乃との確執が生まれてもおかしくない題材ではあるので。

ただ個人的にはここはもっと突っ込んで、茉子の感情にもう少し病み気味のエッセンスをぶっこんでいってもいいかなとは思った。さすがに「いいこちゃん」過ぎる感はある。
万人受けはしないだろうけど、この題材を取るなら芳乃との衝突は要素としていれても違和感はないとは考える。

それを踏まえ茉子の主人公依存度を上げて来られたら、間違いなく個人的に茉子が私的トップになっていたとは思う。

・ムラサメ
叢雨丸、御神体が軸。役目を終えた叢雨丸の奉納や、ムラサメの悔恨などがシナリオ要素となる。
一番話としては明るい、というか呪い絡みの話が大して出てこない。

ムラサメの体を500年保存した技術はなんなのか、等の根本的な部分はブン投げられているので、私的には一番評価がよくない。最後に叢雨丸からの感謝の言葉が述べられるシーンが伏線で、レナ√で回収される。

・レナ
この√のみ、起点が前倒しになり、最後の戦いにレナが噛むことで将臣への好意について違和感がないように配慮されている。
レナの先祖が穂織に来た流れ等を起点にシナリオのグランドというべき話が展開される。

この√のみ叢雲が登場。叢雨丸の誕生の背景から、茉子√の伏線回収であるコマの知りたかった感情、ムラサメ√の最後の声の伏線を回収しつつ、依代の正体、呪詛がどのようにしてかけられたか等の伏線を回収しつつエンドへと流していく。

(2)雑考
・裏テーマ
多くの√で家族愛についての言及がある。芳乃は母親とのすれ違い、ムラサメの悔恨は親の反対を振り切って人柱になったことというシナリオの結構な部分に絡むことであり、レナルートでも夢で「家族は一緒にいるもの」等のコマが見せた夢に使われている。

シナリオの背景に「叢雲とコマ」という家族愛がある関係で、やんわりと各ルートにそういった要素を振りまいているのではないかと推察される。
(じゃあ茉子√はなんなんだと言われると困ってしまうが。コマだけに(ここで呪詛を受ける))
(実はシナリオの当初にそういった要素を取り入れる予定があったのではないかとも取れるが、それはもう完全に邪推の域を出ないので、突っ込んだ言及は避ける)

・推奨√
上の各論を見てもらえるとわかりやすいが、このゲームの推奨√はキャラ紹介順じゃないかなーと思っている。
が、レナ√からやると叢雲とコマ、叢雨丸あたりの背景事情を分かった上でシナリオの理解は進むので、一長一短ではある。

ちなみに私は芳乃→レナ→ムラサメ→サブ2人→茉子でやった。

・本当に代わりの依代はなかったか
上記√でやったため、茉子√でコマをだけを引っこ抜いて入れておく依代を探す時に、「レナ√で叢雨丸を短く打ち直してるから、その破片があるな。それ使うのかな?」って考えていたら、実際は祓ってしまったというお話。

・シナリオ構成の雑考
グランド√を設ける場合、伏線をスッと回収できるのに対し、各シナリオに対等性を設けると、どうしても軸がブレがちになる。(この辺りを解決する手段は1つには√ロックもあるが、これまた賛否あって難しい)
この辺りはユーザーごとに求めるものが違うというのも大きい。
私自身は読み物性も求めるので、こういったシナリオがしっかりあるファンタジー物についてはグランド√があるものが結構好きであるが、Twitter等を見るとサノバのシナリオグランドシナリオ構成は否定的意見もそこそこ見られる。

その意見の背景は「攻略キャラに対する扱いの差」にアレルギーにあるように思う。(アレルギーというと結構強いので、そこがどうしても気になってしまうと言い換えるべきか)
それは突き詰めると「シナリオ」なのか「キャラ」なのか、という部分に帰結する問題であると考える。

5.エロシーン
オナニーするので茉子だけ6(オナニー2、通常4)、他メイン4、サブ3。

主君と同衾しているときにオナニーする忍者はどうなんだ。コマも困っちゃうだろ!(ここで呪詛を受ける

6.総合評価
高偏差値でバランスよくまとめられた良作、というのが一言の感想。
キャラの魅力をしっかり引き出して、言い方は悪いかもしれないが無難にまとめ上げている。

シナリオ面で一言述べるのであれば、先述した通り、前作サノバではグランドEDスタイルを取っているのに対し、こっちはオーソドックスなスタイルを取っている。そのせいもあり、このゲームをファンタジーな部分である呪いの点で、各シナリオに若干のばらつきが見られるが、まあ気にならない範囲と言えばそれまでだとは思う。

2016.04.17 Sun エロゲーレビュー:ハルウソ-Passing Memories-

リアルでいろいろあった結果また書こうかなと思い立った。
なんかもうこのblog完全に3日坊主の連続で構成されている感がヤバい。

0.公式等
http://www.campus.gr.jp/product/haruuso/

1.キャラ
姫野桜月(CV:木屋場里絵)
当作品唯一の攻略キャラ。
個人的には裏持ってる車の人っていうことでめっちゃ好み。

和泉葵(CV:夏野こおり)
後輩キャラ。なにやら主人公とはいろいろありそうだなーって思ったけどその辺はナツウソで回収されることでしょう。

エリス・F・カートレット(CV:有栖川みや美)
魔法関係の相棒。これまた深くは触れられず。

帝堂雪華(CV:榊原ゆい)
生徒会長様。この中では唯一明確な恋愛フラグがないキャラ。名前から察するに攻略はフユウソになると思われる。

2.システム
私にはテキストウインドウ消去が見つからなかった…

3.音楽・演出
登場人物がウソを言っている場合、テキストのフォントが変わるのだが、これがなかなかいい演出である。主人公の「ウソがわかる」という能力を、うまくプレイヤー自身が感覚的にわかるようになっている。えっちシーンでも登場頻度がそこそこにあり、ライターさんも結構大変だったんじゃねえかなーって思う。

途中まで偽りの彼氏彼女を演じるため、桜月のセリフの「私の彼氏さん」もウソフォントになるのだが、これがラストシーンで通常フォントになるのが個人的に名演出。
フォントを変えるだけで本当の彼女になりました、っていうのが一発でわかるため鮮やかでった。

4.シナリオ
低価格ゲーでえっちシーンも早くからあるため、最初のイメージはえっちメインでさっさか進むのかなと思い、シナリオの微妙な齟齬も「?」を浮かべながらやっていた。ところが終盤の局面でそこの伏線を回収しつつきれいにシナリオを締めるため、コンパクトながらも相当完成度が高い作品に思えた。正直これより高いゲームでシナリオがどうかと思うのはごまんとある。
桜月の裏の顔は理由等々もありがちであるが、そこから何故主人公に惹かれるに至ったか、その辺りもしっかり描いていたため個人的には高評価。

5.エロシーン
かなり力が入っている。
車の人でエロシーン豊富なゲームって個人的に相当レアのため、それだけでもこのゲームはやる価値がある。
パイズリだけでも2回、フェラはおはようフェラにコスフェラに通常フェラと3回、アナルセックスに風呂手コキとシチュも豊富なため実用度も高い。1人で通常価格帯のエロゲのシーン数レベルでシーン数があるので、桜月が好きならこれだけでしばらく戦えると思う。

6.作品コンセプト
この作品は「ウソシリーズ」の1作品目である。
コンセプト等は公式HPに譲るが、乱暴に言うなら低価格帯エロゲ4本それぞれにヒロインを割り当て、分割して売るというものである。個人的にはなかなか注目している販売方法である。

1つ目としては、誰か気になるヒロインがいればとりあえずそこから触れるところである。
この「ウソシリーズ」はバックグラウンドは共通しているが、シナリオ自体は独立している(らしい)ということは、気になるヒロイン1人しかいないのにフルプライス払う必要がなくなるわけである。

逆に言うとメーカーは大変である。1人フラグシップ級のヒロインを作ってそのキャラをもってフルプライスで売ることができなくなるわけだから。それもあってか、全体の声優陣は相当の布陣を持って臨んでいるし、ウソシリーズのトップバッターたるこの作品当気合い入れて作ったんだろうなというのは感じた。

2つ目はスケジュールである。
背景、キャラデザ、全体のシナリオの帳尻など全体に共通する事項は当然ハルウソの時点で完成をみている必要はあると思うが、個々のシナリオ、CVなどは極端な話それぞれの段階で行えばよい。
どういうことかというと、とりあえず桜月の部分さえできてしまえばハルウソは出してしまえるということである。これにより全体の完成を以って出す必要がなくなるため、一発目の発売は先行して行うことができる。そのことで評判やアンケートの結果をみて、多少の軌道修正は行えるということである。たとえばADV部分で必要な機能があれば付け加えることはできるし、シチュ的な部分も秋冬くらいは対応できる可能性が出てくる。
バック的な部分を勘ぐるのであれば、資金回収も随時行えるため、会社の金策的な部分でも多少見通しがつきやすく資金繰りに便利だから取り入れたのではないかと個人的には睨んでいる。

3つめはそれぞれの作品が、それぞれのヒロインのFD的な性格を併せ持てることである。
このシリーズは豪華特典版のヒロイン抱き枕がそれぞれの作品にあるが、そういった部分でも可能性が出てくる。

7.総合評価
3~6で述べたが、低価格帯エロゲとしてみるなら完成度が価格以上の完成度はあるし、ナツウソ以降に繋ぐという意味でも十分にその実力は発揮できたように思う。
車の人+抱き枕ということで手を出した作品であったが、思った以上に良作品であった。

ナツウソの発売までになんとか終わらせることができたということもあるので、ナツウソも手を出す予定である。期待したい。

2015.04.05 Sun エロゲーレビュー:花咲ワークスプリング!

0.作品データ
http://sagaplanets.product.co.jp/works/hanasaki/

不知火祈 CV:遥そら
玖音彩乃 CV:みとことみ
琴吹ヒカリ CV:遠野そよぎ
空森若葉 CV:沢澤砂羽
上月柑南 CV:海原エレナ
花咲ののか CV:塚本リタ

1.キャラについて
・不知火祈
ツンデレさん。個人的にプレイ前とプレイ後で評価が一番変わったキャラ。かなりかわいいと思った。

・玖音彩乃
ファーストインプレッションはトップだったけど、いまいちピンと来なかったキャラ。
多分あそこまで甘やかされるのが好きじゃないのと、実は全部知ってましたの万能キャラ感が微妙に好きじゃない…。ただのわがままキャラじゃねえか感が半端ない。

・琴吹ヒカリ
そよそよ後輩。祈と同じく、プレイ後で評価を上げたキャラ。ハンディキャップ少女にどうにも弱い。

・空森若葉
友人キャラとしてはすげえいいキャラだと思う。攻略ヒロインだと他の連中が強くて一歩劣る感じ。魅力は沢澤砂羽さんの力によるところも大きいと感じる。あの方以外に若葉の魅力を100%出せる声優さんがいるか、ってくらいにはマッチしてた。

・上月柑南
メイド。可もなく不可もなく、といったところ。

・花咲ののか
テンプレと声優で殴りつける暴力のようなキャラ。まあ発売前人気トップも頷けるし、変に捻くれなければ大体の人が推しキャラ上位にはなりそう。個人的に「ここまでお膳立てされたキャラに転んだら負け」って思いながらやっていても、「あ、やっぱかわいいわこれ」ってなったレベルのキャラ。

2.システム
ADV標準といった感じ。最近流行の立ち絵鑑賞を搭載。テキスト編集まで可能で、外部背景読み込みは不可。
とはいえ、外部背景まで取り込めるお遊び機能を持たせてるのは有名どころは現状サノバウイッチくらいなもんだと思うけど。

3.音楽・演出
特筆点はなし。

4.シナリオ
ヒカリ→若葉→祈→彩乃→ののか→柑南→トゥルーで攻略。ののか柑南解放条件がメイン4名攻略、トゥルー解放が6名攻略。
ヒロインは大別するとメインが「ヒカリ-若葉」と「祈-彩乃」に分かれ、サブ2人がAFTERで攻略。つまり3カテゴリに分かれる形となる。「ヒカリ-若葉」が飛鳥と関係ない組で、「祈-彩乃」が飛鳥と関係があるヒロインとなる。サブ2人は時間軸では1年後の攻略となる。
各√のボリュームは多くはないため、恋愛関係になってからセックスがそこそこに早い。

・ヒカリ
主人公にとってのヒカリの存在の変化、ヒカリのハンディキャップに対する葛藤が軸。
・若葉
お嬢様であること、主人公と若葉のお互いの関係が軸。

・祈
祈の生き方、それに影響を与えた飛鳥の克服が軸。
・彩乃
飛鳥の死というトラウマの克服。ある意味、主人公は同様のトラウマを抱えていることがトゥルーにて明かされる。ぬいぐるみを盗んだのは誰なのか、という話を一貫して通しつつ、伏線を拾いながら進めるため話としては一番おもしろい。

以下はAFTER。1年後、3年となった主人公を中心に話を描く。
・ののか
兄妹間恋愛が軸。義兄妹なので、割とあっさり気味に解決。AFTERで書く理由がなくはないが、どちらかというと付属の服でエッチしたかっただけなのではないか…。
・柑奈
柑奈の進路、若葉と主人公との三者間関係が軸。この話を書くなら確かにAFTERが1年後である必然性は出てくる。
・トゥルー
主人公が飛鳥に送ったキーホルダーを中心に、主人公の未練の解決を描く。とはいえ、メイン4名の√でトラウマを克服されている描写がある√がある以上、この√でトラウマの克服を描くことに意味があるのかは若干疑問符がある。あまりにも短い描写で誰とも結ばれずにトラウマ克服という形をとるので、きれいなBADみたいな感じがする。
シナリオのそのものというよりかは構成に若干練りこみが足りないのではないか。

5.エロシーン
メインが各4でサブが各2。
何故ののかを足コキにしたのか…。

6.総合評価
・前作:カルマルカサークルとの比較
前作であるカルマルカに比べると個々のシナリオとしてはよくなっているように思えるが、トゥルーのまとめ方が正直あまりよくないため、読後の爽快感はカルマルカに劣る感じがする。
トゥルーはもう少し腰を落ち着けてどっしり伏線を回収して欲しいと思う。また、形式としてはキサラギ形式の特定のヒロインに依らない主人公トゥルーという感じだが、角が立たない代わりに話として微妙にまとまりがつかない可能性もあるため、個人的にはカルマルカのようなメイン一強の形でもいいと思う次第。

・単独評価
シナリオのアベレージヒットは悪くなく、個々のシナリオに関して大外れはない。この点は√について極端な好みが分かれたサノバウィッチとの違いであると思う。ある意味ではすごく癖のないシナリオが出来ている。
ただ四季シリーズを担当した新島氏がすごく癖のある、読み応えのあるシナリオを書いたことを考えると正直もっと尖らせてもいいかな、とは思う。
茉宮祈芹氏をメイン原画に新たに据え、より強力な原画布陣で作品を作れるのはこのブランドの強みなので、シナリオ面で"復権"を狙って欲しいところ。
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