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逃亡者日記R

Home > 2020年02月13日

2020.02.13 Thu エロゲーレビュー:喫茶ステラと死神の蝶

久々にblog見て、2年近く放置した(=2年エロゲしていない)にちょっと驚いた。
まー…環境が変わって忙しくなった、とかいろいろ言い訳はできるけどさ。なんか思うところはある。
今回はちょっと強引に4連休作って、予定全部排して腰入れてエロゲやってみました。

RIDDLE JOKERが個人的にかなり悪いタイミング、赴任先からの転勤時期に被ったのも痛かった。
やる時期を逸してしまったので。
どこかで時間作ってやろうかなとも思う。

ってことでフルプラ完走はナツイロココロログ以来っぽいです。驚きですね(

0.公式等
http://www.yuzu-soft.com/products/stella/index.html

1.キャラ
(1)秋月栞那
センターヒロイン。CV車の人。
実は死神だった、ってキャラはいないので、唯一の死神兼ゆず恒例のオナガー。

発言等々からエリナと美羽を足して2で割った感がある。俺メタか?

(2)四季ナツメ
オタクキラー枠。CV夏和小。
初期死神関係者ではあるが、さすがに栞那ほどの便利屋度合いはない。

何気にコスプレエッチだらけなのは気のせいでしょうか。

(3)墨染希
幼馴染。CV上原あおい。
幼馴染と巫女を兼務するが、シナリオ的な意味では割と本流からは離れ気味。

(4)火打谷愛衣
後輩。CV音来内麗。どっかで聞いたことあるけど最後までわからなくて調べました(

髪型といい微妙なマ〇ュ感ある。
後輩としてのパワーはかなり高く、個人的にプレイ前とプレイ後での株の上げ方はこの娘が一番。

(5)汐山涼音
お姉さん枠兼ロリ枠。CV木之みき。
サブなので短く、メイン陣と比べて印象が薄くなるのはまあ仕方ないところ。

2.システム
前回から機能強化された点は…って冒頭でも述べた通りリドジョをやってない(正確に言うと、共通まで)ので
なかなか語りにくさはあるけど、やはり手馴れていてシナリオをストレスなく読むための機能はほぼ全部整っているというか、
ここまでお膳立てしてるメーカーも知らないのでそこは安定のゆずソフト。

スクショを外部ツールの起動なしで自前で撮れるのは個人的にいいと思った。
ただボイスふぁぼした後にスクショ撮ると「お気に入りに登録しました」的なシステムの画面が下に出た状態で
スクショ撮られてて微妙にもにょったので、そこは内部ツールの強みを生かして弾けるようにしておいて欲しいところ。

3.音楽・演出
ED曲がヒロインごとに違うのは千恋からの伝統ということで。
他は…まあ特筆点はないです。

4.シナリオ
各シナリオ対等タイプ。全体のテーマはタイトルにもあるように蝶ではあるが、千恋と比較してテーマの関連度は√で差があるイメージ。ボリュームは愛衣はチャプター9まであって、逆に栞那は7まで。正確にテキスト量を測っていないので完全に個人的な感覚にはなるが、愛衣はちょっと多めで神那はちょっと短いと思う。ただし栞那だけチャプター4で早々に分岐する。

(1)各論
・共通√及び全体テーマ
共通√のシナリオの中身は当面の課題であるステラオープンと、クリスマスの軌道乗せまで。

シナリオ全体としては、昂晴の生への執着、未来への目的を持たせる、というのがメインの√が多い。
それが栞那√であれば「自立して家族を養うという目的」でリーマンに、ナツメ√であれば「ナツメと店を支えていく」で
パティシエ志望になる。ただこの辺りは愛衣√あたりではしっかりとした描写はないけど…。

エンディング時点での状況も√でばらつきがある。
かなり先の未来に行く√は栞那(結婚・出産済)、希(就職・新婚旅行済)
ナツメと愛衣√終了時点は、まだ学生。(愛衣√は明確な描写はないけど、ナツメ√ははっきりと「4年」と言っている)

蝶関係についてはそこまで一貫したテーマでもなく、舞台設定レベルもの。√によっても結構扱いが違う。
ナツメ・愛衣√は中心テーマに近い。ナツメ√はナツメの蝶を戻すのがテーマで、愛衣は目に入れた蝶のコントロールがテーマ。
栞那√は死神そのものがテーマのため、扱いあちょっと傍流。シナリオ上の起点や奇跡の理由にはなってるけど。
希√は赤い蝶自体が割とポッと出感あるので何とも。

・栞那
冒頭でも触れた通り死神は栞那以外登場しない。メインテーマは「死神」となる。
あとのサブテーマは主人公と親父のすれ違い的なところ。

√のメインは「異種族恋愛」ということになり、その辺りはよく言えば鉄板構成。
死神とは結ばれない、という表面的な理由ではなく、「今後とも昂晴には笑ってほしい、その時に私との思い出は重荷になる」
というところ、一度消失するあたりはこの手のシナリオのツボをしっかり押さえている。

奇跡で復活させるはもはや誰でも思いつくところなので、どちらかというと消えた後の絶望的な状況はもう少し長めに描いた方が
カタルシスは大きかったように思う。特にあの場でフローチャートを見るといきなり「再会」って出されるので、「おいおい…」ってなる。正直諦めかけてナツメや希あたりに喝を入れられる描写くらいはあってもよかった。
まああんま長いと今のエロゲーマーに受けが悪そうってのはわかるんだけどねえ…。

最後のデートが遊園地、そこで一度消えるあたりは、「まもって守護月天!」のTVアニメ版「突然さよなら涙のデート」からの
「愛は運命を超えて」(最終2話)をすさまじく彷彿とさせる。
何故こんな古いアニメの話をキモいまでに思い出せるかといえば、まあ30台前半~中盤のガンガンオタクなら大体シャオに
落とされるからであり、そうするとこの話にはかなりの思い入れがあるからである(ここら辺早口)。

あとイチャイチャが同棲、シングルベッドに2人っていうのも中々個人的に好み。
ということもあり、あまり理解はされなさそうな点ではあるが上記2点でシナリオとしてはぶっちぎりで好き。

ミカドは「栞那が転生してもし娘になったら、かわいがってやれ」とかなんとか言っているが、希ルートでは転生先が結構ランダム的なこと言われている(「ミジンコに転生してたら…」とかそういう話がある)ので、結構無責任な発言である。

昂晴が見た夢については、初期描写では結構どうとでも解釈できそうで、実は最初栞那のことだと思っていた。
理由として、「蝶になり、転生する際に生への執着を取り戻すために死神をする」という設定がある以上、栞那も何かしらの事情で
蝶になっている可能性があるわけで、その辺りを考えるとそういったところを扱うシナリオも製作段階の案であったのではないかと思う。
結論として、この辺りは主人公とオムライスの関係の伏線回収であったわけだが。

・ナツメ
主人公と同じタイミングで「死んだ」ことが明かされることもあり、テーマとしては「かつての昂晴」すなわち「生への執着がない者」かなと思う。ナツメの生への執着が中心。
その辺りが見えてくると、シナリオの先読みはかなりしやすい。

テーマは一貫していて、ナツメの心の引っ掛かりをすべて解消する話なので、特段の特筆点はない。
ナツメから零れた蝶を最終的にナツメに戻すのが目的。

・希
「神社の赤い蝶」がテーマだが、他の√と違ってこのテーマ自体が傍流感あるので何とも言えない。
逆に話としては大して重くないので、純粋にCV上原あおいの幼馴染とイチャつく、という観点では問題ない。

幼馴染をテーマにすると大体ぶつかる恋心の自覚も、結構駆け足気味で早々にイチャコラしだすので、
「細けえことはいいんだよ!」みたいな人にはおススメ。

全体的に神がろくなことをしていない印象もあるが、世界の調和等、神としてのやるべきとこをやった結果、神がろくな事をしていないように見える話はよくあるので、まあそんなもんなんだろう。
「朝武」「巫女姫」など、千恋との関係性を強く意識させる言葉が登場。

・愛衣
「虫籠の瞳」がテーマ。直接蝶関係を扱うという意味では栞那に次ぐ重要格だが、先述した通りそもそもこの「蝶」というテーマも
結局舞台設定レベルのもので、千恋のように伏線回収を各ルートで行うタイプのものでもないので、だからどうした感はあるが。

水泳部の話はチラ見せ程度で共通にも出るため、多分この辺りを扱うんだろうなとは予想はつく。
特別な力を持つものに対しての迫害もこのシナリオのテーマであり、何気に水泳部に復帰はしていない。

√内で結構他のヒロインとの絡みは多め。チャプター数が多いこともあり、話としては長めと思われる。
イチャイチャ描写はなかなかかわいいと思いつつ、昂晴が若干キモいため、その辺りは注意。

・涼音
サブヒロインで話は短め。ただし、メインシナリオの伏線回収(なぜ涼音に蝶が集まっていたのか)等は行うので、
とりあえず用意したセックス用√、ってものでもない。
エンディングも涼音が独立したした時のために経理関係を目指す、というシナリオ全体テーマにも沿っていると思うので、
作りとしてはエッセンスを凝縮したものになっており、バランスは取れている√。

5.エロシーン
何気に回想枠のばらつきはすごい。栞那と愛衣は6、ナツメは5、希と涼音は4。
サブヒロインと枠数が同じのメインヒロインってどうなんだとも思うが、一連の流れで2枠使っているヒロインもいるので
まあそれはそれで。

栞那:オナニー、初夜、彼シャツフェラ、ステラ制服、私服→風呂パイズリ、死神服授乳手コキ。
ナツメ:初夜(黒下着)、私服、メイド服、拘束目隠しステラ制服、チャイナ。
希:初夜(巫女)、ステラ制服、学園制服、風呂
愛衣:水着フェラ、初夜、学園制服、私服、水着、ステラ制服
涼音:フェラ、初夜、私服、ステラ制服

6.総合評価
悪い言い方ではなく、いつものゆずソフト。ゆずの期待するものはストレートに大体入ってる。
ユーザーがイラっとするものは極力排している、っていうのがシナリオやっててもよくわかるので、
いつも通り何も考えずに萌え萌えできる。
逆に言えば、結構それがはっきりわかる感じにはなっているので、ご都合主義感は高い。

以上。久々のエロゲでした。
何気に感想も1週間かかった。社会人はつれえ。
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