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逃亡者日記R

あらゆることから逃げ続けて二次元に逃避する倒錯者escaperの雑記書きなぐりブログ

2017.03.21 Tue エロゲーレビュー:ナツイロココロログ

FDが出るので手を付けました。
なんとかギリギリで攻略を終えたので、次はFDやります。

0.公式等
http://hearts.amuse-c.jp/rorolog/

1.キャラについて
プレイ順は鈴→久遠→小都音→香奈恵→綺新
キャラ評価はFDが出るとわかっている以上はそっちを込みで判断したいのでささっと。

(1)常盤久遠/クオン
幼馴染。CV:蓬かすみ
センターヒロインだけど、話の根幹である現実と電脳の恋愛というコンセプトからは割と縁遠いキャラ。
幼馴染としてはそこそこなのではないでしょうか。

(2)臣苗鈴/リン
実妹。CV:鹿野まなか
しっかり実妹。シナリオの項で触れますが妹シナリオとしては私的にはかなりいい部類のシナリオに入るかと。

(3)名城綺新/キサラ
おっぱい先輩枠。CV:かわしまりの
個人的にはキサラも方が好み。

(4)七国小都音/ライ
後輩(妹の友人)枠。CV:八尋まみ
個人的にシナリオが鈴なら、キャラは小都音(というかライ)が好み。

(5)梅宮香奈恵
顧問の先生。CV:橘まお
サブ攻略枠。というか攻略サイト見るまで攻略できるのを知らなかった(

2.システム
特筆点、不満点はなし、プレイする上でストレスはない。

3.音楽・演出
特筆点はなし。

4.シナリオ
中核は「リアルリンクプロジェクト」、現実と電脳の恋愛のクロスオーバーが核となる。
電脳世界というと戯画のBALDRシリーズが浮かぶ人も多いと思うが、あそこまでおどろおどろしいものではない。

1.舞台設定考察
(1)リアルリンクプロジェクト
ゲーム内での恋愛シミュレーションを通じて、現実での恋愛にフィードバックさせることを目的とするプロジェクト。乱暴な言い方をするならば、ギャルゲーのオンラインか。綺新の父と香奈恵が進めていたが綺新の父が他界し、香奈恵がプロジェクトを引き継いで進めていた。

綺新がプロジェクトに協力するために香奈恵とともに電脳研究部を立ち上げ、そこに嘉人を誘ったことで話が始まる。

(2)舞台効果
さてこの舞台設定、シナリオにどう作用しているか。①と②に分けて述べる。

①シナリオにおける恋愛過程の加速
まず恋愛シミュレーションという媒介を通すことで、恋愛をする上での過程をある程度すっ飛ばすことができる。これは次の3項に大別できる。

(ア)鈴√にみられる効果
この効果が一番有効になっているのが鈴√である。兄妹間の恋愛を描くのはシナリオ的にすごく難しい。義妹であれば「義理だから~」の免罪符でごまかすことも可能だが、実妹を攻略するとあるとそうもいかず、兄妹が恋愛関係に落ちる模様をしっかり描く必要がある。この舞台設定により、「兄妹」ということを意識することなくシミュレーションを行うことで関係を深め、恋愛過程における兄妹間恋愛の葛藤というものを合理的に後ろに回すことができている。(※1)
これがなかなかうまくできており、通常は兄妹間恋愛だとそもそもとして、「お互いが兄妹ではなく恋人として意識する」という取っ掛かりの部分からなかなかロジカルに描きにくいが、その困難を後回しにすることで先にお互いの恋愛感情を醸成することが可能であり、シナリオの停滞や論理性不足の解消に一役買っている。

(イ)他√にみられる効果
過程のスキップは久遠√、綺新√も同様の効果がみられる。
久遠√では疎遠になった幼馴染の距離間を縮める目的で、綺新√では「恋愛に疎い」というキャラに対してのブーストが目的で、シナリオを流す重要な舞台装置として働いている。
小都音√は電脳と現実の人格が違うため、この効果は表れていない。小都音√に対してこの舞台装置が及ぼす効果については後述する。

(ウ)メタ的な効果
電脳の恋愛を現実世界にフィードバックすることがゲーム内でのプロジェクトの目的であるため、ゲーム内での目的と、リアルでの目的が合致している例と言える。「リアルリンクプロジェクト」という舞台装置を通して、実シナリオ面でも恋愛模様の進行を進めているといえるであろう。

②多重人格性の演出
第2の効果は現実と電脳による多重人格性の演出である。これはキサラとライで見られる。

(ア)綺新√
キサラは本音変換ツールを搭載しているため、そもそもとして作られた人格に近い。キサラ√の肝は、綺新とキサラの人格の漸進的近似化も見どころにあるだろう。最初は綺新とキサラの差がはっきりしているため、「いやこんな行動綺新はとらねえだろ…」という感想がプレイヤーにあるが、恋愛過程が進むにつれてキサラの行動に違和感が少しずつなくなっていく。それは本音変換ツールが完成に近づくというのもあるが、恋愛模様が進むためプレイヤー側も「もしかしたらこういうこともするかもな」という感想に変わっていく。

(イ)小都音√
一方ライは小都音が作り出した人格である。これを電脳世界に投影しているため、小都音とライに人格的差異が存在する。小都音の理想がライであるが、作り出した人格に過ぎないライとの対話がどんどん進んでいき、最終的に人格の分離が行われてしまう。

蛇足ではあるが、筆者はこの√をプレイした時の当初予想は他人のアカウントでのログインであったが、正解は上記の通りであった。しかし多重人格を若干軽く描いている感じが否めず、落としどころに疑問符が生じる。

2.各シナリオ考察
上記考察を基に、各シナリオを検討していく。

(1)久遠
一言でいえば、このゲームで取り扱う意味合いはあまりない。
というのは、結局のところ疎遠になった幼馴染との恋愛模様であり、上記の通り根幹に電脳世界もあまり絡まないためである。(※2)幼馴染シナリオとして見るならば、出来自体は悪くない。

(2)鈴
妹モノシナリオとしては合格点。兄妹間恋愛の葛藤は舞台設定で解決を図っている。
特に最後の電脳デートの演出は見事。「最後」とお互いが知っているからこそのデート進行、デート前に嘉人は感覚フィードバックを下げたことによる「まるでお兄ちゃんとのあいだに、何枚ものカーテンが挟まっているみたいで」という伏線回収、この辺りはそこまで長くないシナリオながらしっかりとまとめ切れていると考える。

兄妹間恋愛のもう一つのヤマとしては「親族説明」があるが、ここの部分は悪い言い方をすればブン投げをしている。
とはいえシナリオの落とし方はハッピーエンドというよりは、「このあとどんなことになっても、この夏のことは忘れない」というセリフにもあるように、かなりビタースイートな感じで落としている。個人的には「理由なきハッピーエンド」よりは、こういったビターエンドの方を評価している。当人同士が幸せならば、それは一つの形なのである。(※3)

(3)綺新
リアルリンクプロジェクトそのものの言及もあるため、シナリオの中身も相まって正ヒロイン度は高め。綺新の親父が残したプログラム人格といい、このシステムの汎用性が伺える。リアルリンクプロジェクト自体の目的は一応この√では果たされる。

(4)小都音
多重人格という難しいテーマでいって、まとめ方がうーん…という感じだったのでなんとも。キャラは2人とも強かっただけに残念。
理想と現実あたりをテーマ設定に持ってきて、理想を投影できる媒体があって、そこに恋愛のすれ違いをもってきて、という流れは悪くなかったように思えるので、あとは説明の補強の問題だとは思う。

(5)香奈恵
サブヒロインなので特に語る点はない。

(※1)実際には主人公サイドは事情を知っているため、主人公側の葛藤はあるが
(※2)無駄な電子ロック解除の格闘シーンがあるけど…
(※3)数少ないエロゲ経験で、もう1つビター系で落としているもので評価しているのが、FORTUNE ARTELIALの瑛里華の初回√。読後感という意味ではTRUEより好き。

5.エロシーン
この手のゲームにしては、思ったよりは少ない。
エロシーンについてはFDに期待というところか。

枠数は久遠3、鈴5、綺新4、小都音5、香奈恵3
綺新がベーシックに現実と電脳で2-2。久遠は現実が2で電脳は1。鈴は現実3の電脳1。
小都音が特殊で、小都音2、ライ2で電脳3Pに1枠存在。

久遠が結構な割の食い方をしていて、フェラ系統がない。理由は不明。

6.総合評価
萌えゲーに見せかけて思った以上にシナリオがあるので、そこは評価。しかし萌え重視のゲームは最近エロシーンも多めの傾向にあるため、エロシーンが少なく感じてしまうかもしれない。
そういた意味で、プレイ後の前と後でイメージが違うゲームなので、そこをどう考えるかによる作品である。

個人的には評価は高め、お勧めできる作品だと考えている。
FDも期待している。

いじょ
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2017.03.07 Tue エロゲーレビュー:猫忍えくすはーと

エロゲやる暇が取れねえ…

0.公式等
https://whirlpool.co.jp/nekonin/

1.キャラ
風魔ゆら(CV:小鳥居夕花)
ヒロインその1。小鳥居夕花の忍者ってどこかで見た気が…。
たまより頭よさそうに見えて終盤の馬鹿さ加減がヤバいので結局この娘も抜けてるんだと思う。

風魔たま(CV:あじ秋刀魚)
ヒロインその2。ふわふわしてます。

2.システム
特筆点はない。

3.音楽・演出
猫耳がピコピコする以外の特筆点はない…

4.シナリオ
ほぼないに等しい。
最近のWhirlpoolはそもそも話がそこまで、って感じなので、それでロープラ作られたらまあこうなるか…って感じのもの。
(涼風のメルトは良作だと思っているのですが、その頃のWhirlpoolとはもう方針も変わってしまっている気がする)

同じロープラのウソシリーズ、セイイキシリーズと比べると残念感が否めない。

5.エロシーン
これまた他社同価格帯のゲームと比べるとかなり物足りない。
ボリュームもさることながらシチュエーションの数がちょっと…、というのが本音。

個人的な希望をぶっちゃけるならフェラが足りない(

6.総合評価
辛口に言うなら、抱き枕のおまけ程度の代物だと考える。

他社同価格帯(実際はこのゲームの方がちょっと安いが)のゲームが「この値段でこのクォリティか」と言わしめる出来なのに対し、価格帯的に比較に上げざるを得ないこのゲームはどうしても「うーん…」となってしまう。

正直、抱き枕に価値が見いだせないのであればこのゲームはかなり厳しい。
あるいは小鳥居夕花さん、あじ秋刀魚さんスキーなら、まあなんとか…?


いじょ

2016.12.18 Sun エロゲーレビュー:ナツウソ-Ahead of the reminiscence-

年内にアキウソまで終わらせることができるのか。
今年エロゲ全然できてねえな結局。フルプラやったの一本だよ…。

0.公式等
http://www.campus.gr.jp/product/natsuuso/
前回のハルウソレビュー:http://escaper0702.blog97.fc2.com/blog-entry-121.html

1.キャラ
和泉葵(CV:夏野こおり)
この作品での攻略キャラ。ドM夏野こおり後輩キャラなので雑に強いキャラ。

姫野桜月(CV:木屋場里絵)
ハルウソでのヒロイン。個人的に強すぎたのでどうしてもプレイ中に桜月みちゃう不具合が。
振られても強いヒロインはかわいいと思います。

エリス・F・カートレット(CV:有栖川みや美)
魔法関係の相棒。ハルウソ同様深くは触れられず。

帝堂雪華(CV:榊原ゆい)
生徒会長様。ハルウソとは違って一歩踏み込んだ描写が見られた。
割とフユウソには期待しています。

2.システム
自分のハルウソのレビューみたら「テキストウインドウが消えない」って書いてあったけど、とりあえず消えた。
大きな変更点はなし。

3.音楽・演出
登場人物がウソを言っている場合、テキストのフォントが変わる演出は今作でも当然登場。
ハルウソでは鮮やかな演出が見られたけど、今回は主だって効果的な演出はなかった。
強いて言えば素直になれない葵が丸わかりでかわいいかな、ってところ。

4.シナリオ
ハルウソでは触れられなかった、葵との過去に言及。
「ウソシリーズ」はバックグラウンドは共通しているが、シナリオ自体は独立している(らしい)ので、ハルウソやっていると桜月が特に説明もなく猫の手部にいるとちょっと「?」という感じがある。

5.エロシーン
力が入っているのは変わらず。
夏野こおりさんでエロシーン豊富というのは非常に実用的。
夏野こおりさんと言えば、のフェラも通常、前期課程、69に風呂場と4回搭載。アナルセックスもあってドM先輩のオナホにしてください発言とシチュも豊富なため実用度もばっちり。1人で通常価格帯のエロゲのシーン数レベルでシーン数があるので、コストパフォーマンスは高いと思う。

6.作品コンセプト
この作品は「ウソシリーズ」の2作品目である。
抱き枕にロープラくっつけて売るのはfengもセイイキシリーズでやっているし、今度はWhirlpoolも参入。
エロゲメーカーも以前のようにフルプラ売って、という体力がなくなってきたのか、と思わずにはいられない。

このウソシリーズはそれぞれにそこそこ気合いれているのがわかるので、音楽や背景使いまわせるといってもそれぞれに多少開発費入れているんだろうなとは思うが、後続の作品群がどうなるのかは注視していきたい。

あと販売ペースが空きすぎると間延びするのも欠点である。ぶっちゃけ前回の話が頭から抜け落ちる可能性もある。
実際ナツウソは発売日に買ったものの、触る暇が思うように取れずアキウソまで出てしまった。

7.総合評価
ハルウソと同様、低価格帯エロゲとしてみるなら完成度が価格以上の完成度はある。あとはヒロインとして好みかどうかの勝負になってくる。そういう意味では、ハルウソの方が好みではあるが、それは主観的評価に過ぎない。

客観視するならハルウソ同様、勧められる作品である。
シナリオのバランスとエロシーンが価格以上のパフォーマンスを出しているので、エロゲのエッセンスを低価格帯に上手に抽出できているのがお見事。

アキウソも年内に…なんとか…やりたいです…。

2016.10.24 Mon エロゲーレビュー:はにかみCLOVER

研修やらなんやらも落ち着いて、赴任先でのんびりしているのでエロゲやるのがそこそこに捗っています。
まー、本社とかいったらエロゲしてる暇なんて取れるの?って感じなのでいい機会だと思うことにしますわ…。

実際都内近郊だとイベントやら遊びに行くやらでコンテンツ消化って捗らなかったりするから、前職だと有給取って予定を完全にシャットアウトして3日4日で強引に終わらせてたりしたけど、それでもどうしてもの予定入ったりしたので。
特にゲームってアニメと違って能動的コンテンツだから(エロゲはまだそれでも受動的要素高いけど)、やるとなるとそれなりにパワーもいるし…。

0.公式等
http://www.studio-ryokucha.com/haniclo/

1.キャラについて
プレイ順は莉緒→真希奈→すみれ→えみる

(1)佐伯莉緒
センターヒロイン。CV:安玖深o…上山すず
おっぱい人外ハーフ。他の√で失恋描写が多い。特に同系統のヒロインであるえみる√はキツめ。
緑茶は結構この辺しっかり描写する気がする。

(2)柊すみれ
おっぱい巫女義妹。CV:秋野花
秋野花妹。声優さんもしっかり演じているからか、結構キャラ付けできてる感じ。
嫉妬描写は割と各ルートムラあり。

(3)周防えみる
おっぱい人外。CV:遥そら
一番好きなんだけど割とコメントはない。エロい。
すみれ√だけ、好意の描写が読み取れる。

(4)碓氷真希奈
ちっぱい先輩。CV:くすはらゆい
立ち位置がいまいちわからん先輩。
他3名と違って、明確な好意が他の√では見られない。

2.システム
いつもの緑茶な感じ。会話ウインドウが各立ち絵の近くに出るタイプ。
個人的にはCtrlスキップできるようにしてほしい感ある。

3.音楽・演出
演出面はシステムに書いた通り。

4.シナリオ
どの√でも共通してるのは、主人公の最終的な進路がゲーム終わりに来ること。
シナリオ期間としてはどの√もほぼ同じ。

(1)莉緒
実はこの√終わった後しばらく放置してたから忘れた
まあ順当といえば順当な√。この娘だけ共通でエッチしてるし。

莉緒自身のトラウマの解消あたりがシナリオの中核。

(2)すみれ
妹√にありがちなテーマに加え、主人公自身が養子であることを混ぜたシナリオ構成。
ただこの辺は放り投げてセックスしまくってるので、その辺に深いエピソードを求める人はまあやってはだめ。
義妹巫女巨乳と属性バーゲンみたいになってるので、なんかもうセックスしたいや、って人はあり。

(3)えみる
一番テーマがない。もうセックス、ひたすらセックス。
多分この辺がテーマなんだろうなっていうのは人外との恋愛。テーマ自体は好みで、途中の莉緒との言い合いやエンディング付近の主人公の進路決めあたりのエピソードは「あー、えみるこれめっちょかわいい」ってなるけど、それ以上にアホみたいに乳繰り合いとセックスしてるからなんかもうどうでもよくなる。セックスセックス。

(4)真希奈
オカ研畳んで真希奈さんの進路考えて終わり。魔女とはなんだったのか…。

5.エロシーン
人外さんチームが10、人間が8。
人外さんチームでも莉緒は共通で4(?)シーン使ってるので、えみる√だけやたらエロシーンが多い。

莉緒はオナニー多め、えみるは母乳やらアナルやらやりたい放題。
他はまあ普通、っていうか人外でシコってばっかだったからよく覚えてない。

6.総合評価
声優と絵は強くて、エロシーンも多いのでまあ手っ取り早くいちゃシコしたいならあり。
逆にシナリオはオナニーの邪魔にならないレベルでしかないので、それを期待するとダメ。

緑茶は恋空が強く、祝桜も恋空より短めながらしっかりまとめあげた良作だったので、そういった意味では結構毛色は違う作品という評価。
求めるものが合致しているならありだと思います。


いじょ

2016.10.12 Wed エロゲーレビュー:千恋*万花

ほぼ半期に1回しか更新してないblog
いや意外にエロゲやってる暇取れないのよね…。あと昔より攻略ペースおっそい…。

0.公式等
http://www.yuzu-soft.com/products/senren/

1.キャラについて
(1)朝武芳乃
センターヒロイン。CV遥そら。
ゆずの銀髪に外れなし、とは思うけど、エリナ、寧々ほどのインパクトはない。サノバの寧々がセンターながらかなり濃い目のキャラ付け、シナリオの扱いを受けていたことを考えると、比較的マイルド。
他のシナリオでも舞の奉納等で実務的な動きもちらほら。

(2)常陸茉子
芳乃お付の忍者。CV前k…小鳥居夕花。
オナガー枠兼個人的エロ枠。シナリオ入ると結構スイッチ入るというか、表向きには出てないキャラ付けになるので結構イメージは変わると思う。
個人的にプレイ前とプレイ後でもっとも評価を上げてきたキャラ。SD絵で甘えてくるところシーンで完全にやられた。忍者きたないさすが忍者きたない。
おっさん的な話するなら、声優名に「鳥居」「花」って入ると強い声優になる気がする。

(3)ムラサメ
幼刀。CV妹ヶs…佐藤みかん。
ロリババア枠。とはいえアフターでかなり知能の逆行が見られる気がする…。
シナリオでのご意見番等をこなすため、便利屋としても活躍。

(4)レナ・リヒテナウアー
おっぱい枠。CV五十s…沢澤砂羽。
何気シナリオ最重要キャラ。最終攻略が推奨されるけど、前知識0だと最後にやる気はあまり起きないので結構な罠。
北欧出身だが、リヒテナウアーで検索するとドイツの剣術家のwikiが一番頭にヒットする。

(5)鞍馬小春
サブ1。CV真宮ゆず。
特筆点がない…

(6)馬庭芦花
サブ2。CV西山冴希。ちなみにあえて上に倣って書くなら子供A。わかんねえよ!
素の状態でそこそこ強キャラなので、√あるのはちょっとうれしいなー、ってキャラ。
ただサブだからあんま印象に残らず、プレイ後だとさすがにメイン陣に印象はかっさらわれる。

2.システム
前回から機能強化された点は、グラフィック面のFullHDと、システム面でフローチャートが追加されたこと。
ボイスふぁぼ、オートモード設定など、話をストレスなく進める上で、必要十分な機能があるのでゆずは好きです。

レビュー書く上でここに項目書けないメーカー多いんだよな…。

3.音楽・演出
ついにEDの曲も各キャラで違うようになった。

4.シナリオ
サノバはグランドEDスタイルを取っているのに対し、こっちは各シナリオ対等タイプ。朝武家への呪い、というシナリオを軸に、各シナリオに伏線回収が任されている。
各シナリオのボリュームは結構抑えめなイメージ。サノバはグランド担当の寧々以外の3キャラのシナリオの長さに多少ばらつきがあったので、その点の差異はあまり感じない。

(1)各論
・共通
シナリオの中身については依代収集まで。シナリオの根幹から離れるサブシナリオが分岐する関係上、この時点で一応の解決は見られる。

・芳乃
呪いについて。呪いが「依代が砕かれたことによるコマの怒り」「お家争いの長男が放った呪詛」に分かれることに言及。
後者の最後っ屁について、芳乃とのキスがトリガーになるので、各シナリオの整合は取れる感じ。この部分はほぼ単独完結になるので、芳乃√は他シナリオへの絡みが結構薄い。
他、母親とのすれ違い等のサブテーマ。

センターヒロインの割には、このシナリオ単独だと主要な伏線は大して回収されない。センターヒロインからその辺りの色を抜きすぎてる感があると思う(この辺りは、寧々偏重のサノバでユーザー意見があった結果の構成と私は睨んでいる)。

・茉子
常陸家が朝武家からの分家(お家争いを起こした長男系列)であることを起点に、コマが知りたかった感情を茉子とクロスオーバーさせることでシナリオを展開する。
クライマックスのトリガーが偶発的なものなので、若干唐突感はある。

シナリオとして暗くしないためか、茉子の「私は機械」「お役目を果たすことだけを考えて~」という感情に対して、「でも朝武の皆様はやさしく、苦ではなかった」とつながるので、こういっては何だが結構頑張ってマイルドにしたなとは思う。
一歩間違えれば芳乃との確執が生まれてもおかしくない題材ではあるので。

ただ個人的にはここはもっと突っ込んで、茉子の感情にもう少し病み気味のエッセンスをぶっこんでいってもいいかなとは思った。さすがに「いいこちゃん」過ぎる感はある。
万人受けはしないだろうけど、この題材を取るなら芳乃との衝突は要素としていれても違和感はないとは考える。

それを踏まえ茉子の主人公依存度を上げて来られたら、間違いなく個人的に茉子が私的トップになっていたとは思う。

・ムラサメ
叢雨丸、御神体が軸。役目を終えた叢雨丸の奉納や、ムラサメの悔恨などがシナリオ要素となる。
一番話としては明るい、というか呪い絡みの話が大して出てこない。

ムラサメの体を500年保存した技術はなんなのか、等の根本的な部分はブン投げられているので、私的には一番評価がよくない。最後に叢雨丸からの感謝の言葉が述べられるシーンが伏線で、レナ√で回収される。

・レナ
この√のみ、起点が前倒しになり、最後の戦いにレナが噛むことで将臣への好意について違和感がないように配慮されている。
レナの先祖が穂織に来た流れ等を起点にシナリオのグランドというべき話が展開される。

この√のみ叢雲が登場。叢雨丸の誕生の背景から、茉子√の伏線回収であるコマの知りたかった感情、ムラサメ√の最後の声の伏線を回収しつつ、依代の正体、呪詛がどのようにしてかけられたか等の伏線を回収しつつエンドへと流していく。

(2)雑考
・裏テーマ
多くの√で家族愛についての言及がある。芳乃は母親とのすれ違い、ムラサメの悔恨は親の反対を振り切って人柱になったことというシナリオの結構な部分に絡むことであり、レナルートでも夢で「家族は一緒にいるもの」等のコマが見せた夢に使われている。

シナリオの背景に「叢雲とコマ」という家族愛がある関係で、やんわりと各ルートにそういった要素を振りまいているのではないかと推察される。
(じゃあ茉子√はなんなんだと言われると困ってしまうが。コマだけに(ここで呪詛を受ける))
(実はシナリオの当初にそういった要素を取り入れる予定があったのではないかとも取れるが、それはもう完全に邪推の域を出ないので、突っ込んだ言及は避ける)

・推奨√
上の各論を見てもらえるとわかりやすいが、このゲームの推奨√はキャラ紹介順じゃないかなーと思っている。
が、レナ√からやると叢雲とコマ、叢雨丸あたりの背景事情を分かった上でシナリオの理解は進むので、一長一短ではある。

ちなみに私は芳乃→レナ→ムラサメ→サブ2人→茉子でやった。

・本当に代わりの依代はなかったか
上記√でやったため、茉子√でコマをだけを引っこ抜いて入れておく依代を探す時に、「レナ√で叢雨丸を短く打ち直してるから、その破片があるな。それ使うのかな?」って考えていたら、実際は祓ってしまったというお話。

・シナリオ構成の雑考
グランド√を設ける場合、伏線をスッと回収できるのに対し、各シナリオに対等性を設けると、どうしても軸がブレがちになる。(この辺りを解決する手段は1つには√ロックもあるが、これまた賛否あって難しい)
この辺りはユーザーごとに求めるものが違うというのも大きい。
私自身は読み物性も求めるので、こういったシナリオがしっかりあるファンタジー物についてはグランド√があるものが結構好きであるが、Twitter等を見るとサノバのシナリオグランドシナリオ構成は否定的意見もそこそこ見られる。

その意見の背景は「攻略キャラに対する扱いの差」にアレルギーにあるように思う。(アレルギーというと結構強いので、そこがどうしても気になってしまうと言い換えるべきか)
それは突き詰めると「シナリオ」なのか「キャラ」なのか、という部分に帰結する問題であると考える。

5.エロシーン
オナニーするので茉子だけ6(オナニー2、通常4)、他メイン4、サブ3。

主君と同衾しているときにオナニーする忍者はどうなんだ。コマも困っちゃうだろ!(ここで呪詛を受ける

6.総合評価
高偏差値でバランスよくまとめられた良作、というのが一言の感想。
キャラの魅力をしっかり引き出して、言い方は悪いかもしれないが無難にまとめ上げている。

シナリオ面で一言述べるのであれば、先述した通り、前作サノバではグランドEDスタイルを取っているのに対し、こっちはオーソドックスなスタイルを取っている。そのせいもあり、このゲームをファンタジーな部分である呪いの点で、各シナリオに若干のばらつきが見られるが、まあ気にならない範囲と言えばそれまでだとは思う。